2021年12月28日火曜日

来年はより良い年に・・・

 今日は仕事納めです(仕事始めは1/5から)。今年も新型コロナ感染問題と向き合った一年でした。コロナ禍の中にあって、お客様には多数のご依頼をいただきまして、深く感謝を申し上げます。来年は、きっと、より明るい年になると信じております。皆様、良いお年をお迎えください。私は来年、年男ですので、一層頑張りたいと思っております。




2021年9月29日水曜日

知財セミナー

 知財に関する、WEBによるセミナー(ウエビナー)が増えています。会場でのセミナーとは違って、お聞きになる方々の反応がつかみ難いのですが、開催のし易さなどからご要望が増えております。営業系、技術系、管理職、新入社員の方々など、それぞれグループ組んでいただき、それぞれに必要な知財の知識を話させていただくこともあります。

 最近、若いころに企業にて商品開発を担当していたことが非常に役立っているように感じます。技術に「マーケティング」の概念を加えた話やブランド戦略の話も経験談を交えてお話をさせていただいています。



2021年9月16日木曜日

幻のオリンピック観戦チケット

 オリンピックの観戦をすべく、大学のOB連で申し込み、なんとか後輩が当選したチケット・・・払い戻しで終えました。当選していたのはカヌースラローム競技の予選でした。残念!!でも、観戦できなかったことで先輩に気を遣ってくれた後輩から記念コインが届きました。同じ釜の飯を食べた部活の後輩とは、本当に有り難いものです。


2021年9月10日金曜日

カヌースラロームセンター

 東京オリンピックに合わせて葛西に造成された、日本初の「カヌー人工河川コース」。工事設備は70億円を超え、今後の年間収支も1.9億円の赤字が想定されるとか・・・。他のオリンピック競技視施設でも同様の厳しい採算状況の様子です。負のレガシーになってしまうのでしょうか??

 学生の頃、カヌースラローム競技をしていたので、今後、カヌースラロームセンターがどのような取り扱いになっていくのか心配しています。競技人口が少ないスポーツですし、ラフティング(ゴムボートによる川下り)の需要も含めて考えても収支がプラスになることは考えにくいと思います。カヌースラロームのような自然を相手にする競技は、天然の川を会場にすると地元選手が有利になってしまうという問題がありますし、東京近郊でのコンパクトなオリンピックを実現するというテーマのもとに、今回は、ほぼ都心の葛西に造られたと思います。東京の奥多摩には、御岳渓谷というカヌースラローム競技のメッカというべきエリアがあります。上流のダムを放流して水量を増やす等して実施するという方法もおそらくは検討されたものと思いますが・・・。羽根田卓也選手が人工コースを求めてスロバキヤに留学し、メダリスト(リオ・オリンピックにて)になれたのは、人工コースでの練習の賜物でしょうし、カヌースラロームの元選手の視点では、残ってほしい施設なのですが・・・。その運命はいかに??   

           





2021年8月25日水曜日

ワクチン効果は非常に高い

 ファイザーやモデルナのワクチンは、人類初のmRNA型ワクチンですが、その効果は非常に高いようです。大阪の3/1~8/15までのデータでは、総感染者数85,325人のうち、ワクチン未接種者は83,207人(97.5%)、一回接種から二回接種14日未満は1,801(2.1%)、二回接種14日経過以降は317人(0.4%)です。重症者・死亡者をみると、ワクチン未接種での感染者83,207人のうち重症者は1,984人(2.4%)、死亡者は1,557人(1.9%)であったのに対して、一回接種から二回接種14日未満の感染者1,801人のうち重症者は31人(1.7%)、死亡者は18人(1.0%)です。二回接種14日経過以降の感染者317人では、なんと重症者、死亡者ともに0人です。このデータはデルタ株が本格的に流行する前からのデータが含まれているとは言え、ワクチンの感染抑制効果や重症化抑制効果は明らかです。

 ちなみ、デルタ株にほぼ置き換わった段階の8/10~8/12の全国でのデータを見ると、新規感染者数57,293人のうち、ワクチン未接種者の感染は47,132人(82.3%)、一回接種から二回接種14日未満の感染は2,956人(5.2%)、二回接種14日経過の感染は1,768人(3.0%)、不明者5,437人(9.5%)です。先の大阪のデータと比較すると、ワクチン接種者における感染率が上昇しているのでデルタ株の強さを示すデータとも言えますが、デルタ株に対しても依然としてワクチン効果は大きいことは明らかです。

 このような観点では、国としてワクチン接種者をいかに増やすかが大きな課題と言えます。しかし、ワクチン接種率は、ワクチン接種を拒む人や接種を受けられない人もいるため、60%程度が上げどまりになるとも言われています。また、デルタ株の集団免疫は接種率70%では足りず、80%超が必要との新聞報道(8/11日経新聞第3頁)もあります。即ち、ワクチン接種は大変重要ではあるがワクチン接種だけでコロナ問題を根本的に解決できないことも見えてきており、基本的感染対策の徹底、人流の効果的抑制、ワクチン接種後の抗体価低下時期を狙ったブースター接種(3回目接種)、治療薬の開発と感染初期での活用機会の提供(重症化防止)などの対策も加えながら、コロナと戦っていくことが必要になるのでしょう。特に、感染初期に有効な経口治療薬の開発が望まれます。

なお、国には上記のような実データを国民に示しながら政策を実行していくことが必要ではないでしょうか?


2021年8月13日金曜日

歴史小説

 日本の歴史小説で、やはり面白いのは、歴史が大きく動いた戦国時代と幕末でしょう。昨年は、NHK大河ドラマの「麒麟が来る」に合わせて、明智光秀関連本を読み漁りましたが、今年は「青天を衝け」に合わせて幕末関連本を集中的に読んでいます。かなり前に、西郷と大久保の関係を知りたいとの思いから彼らに纏わる本をたくさん読みましたが、今回は、少しその周辺の人たちに関わる本を読んでみております。就寝前の大切な時間です。



2021年8月10日火曜日

人との出会い

 人と人とは、いろんな形で出会い、長く続く人、そうでない人、様々です。人の縁とは本当に不思議なもので、予想もしないところでまた再会し、縁が戻ったり、お世話になったり、一時に仲良くした方も以外にも一生会えなくなることもあったり。一人の人が、一生のうちで
出会える人の数は、一体何人くらいなのでしょうか?おそらく、私の感覚では、1000人くらいではないかと・・・・。出会える人は限りがありますので、仕事においても、プライベートにおいても「縁」を大切にしたいと思う今日この頃です。


審査での中国文献の増加

 2022年度から特許料が上がるとのこと。その背景は、審査での中国文献が増加し、審査労力が増しているから・・・。実際に、国内の審査段階で引用される中国文献が増えていることは、特に5年ほど前から実感としてあります。世界公知の制度の中、中国の出願件数が増えていることからすれば当然のことと思います。しかし、日本の国内出願件数が30万件を割り込み(ピークは約43万件)、世界における知財分野での日本の存在感が薄くなりつつあり今、特許料増額の政策は、国の知財戦略としては逆行しているのではないかと思います。



2021年8月2日月曜日

副反応

 先週7/28に二回目のワクチン接種を終えました。一回目接種時の副反応が軽かったので楽観視していたのですが、接種日の夜に39.0度の高熱とそれに伴う関節痛や軽い胸痛が発生しました。用意していた解熱剤を飲んでも熱が下がらなかったので、いつも常備している解熱剤に切り替えたところ、熱が下がり、接種後三日目には普通の体調に戻りました。特に、二回目の接種に際しては、氷嚢や解熱剤を予め準備して臨んだ方が安心と思います。





新型コロナ政策に欠けること

 新型コロナ対策として政府から発令される非常事態宣言その他の政策に欠けるていることは大きく3点あると、個人的には考えています。一つ目は、科学的データに基づいた政策の根拠や合理性についての説明が不足していること。例えば、飲食店に対する営業自粛、時間短縮、お酒の提供の禁止がなぜ有効な政策と言えるのかについての説明が不足しています。これらの政策は、観念的には人流を抑制する手段になり得ることはわかるのですが、より科学的データに基づいて根拠を明確にすべきでしょう。二つ目は、人間行動学的視点が欠如していること。感染症予防や経済学的視点に加え、どのような政策を打つと人々においてどのような反作用的行動が生じるのか、という視点が全く欠如していると思います。例えば、ある特定の地域でお酒を提供をできなくすれば、交通移動が簡単な隣接する地域にお酒をのみに行くという人間の行動は容易に予測できます。また、オリンピック開催は「緩んでよいですよ」というメッセージを人の心理に発信してしまうと思いますので、「オリンピック開催」と「緩るませない手段」はセットで行われるべきであったと思います。政府分科会メンバーに人間行動学の専門家をぜひ入れていただきたいと思います。三つ目は、首相の発信力が弱いこと。官房長官時代と変わらぬ当たり障りのないスポークスマン的説明にとどまっており、言葉や表情に力強さがありません。これでは、国民に緊張感や切迫感が伝わりません。



2021年7月13日火曜日

ワクチン接種

皆様、ワクチン接種はどのような状況でしょうか?私は、知人からの温かいお誘いで、とある企業様の職域接種に加えていただき、1回目のワクチン接種(モデルナワクチン)を完了しました(2回目は7月末)。いわゆる副反応・・・接種初日は、痛みもなかったのですが、二日目から三日目にかけて少々接種部位に軽い痛みが発生し、時間を置いた一週間後に接種部位にかゆみがでました(今は、なんともありません)。それにしても、このようなワクチン接種に際しても人脈の大切さを改めて感じました。お声をかけていただいて、本当に感謝しております。当所職員においても徐々にワクチン接種が始まっており、少々安心しております。





紫陽花

 ここのところ、バタバタしていたので、ブログから遠ざかったいました。少し前に自宅近所の公園で撮影した紫陽花です。そうこうしているうちに、梅雨明け宣言真近で、夏本番を迎えようとしています。マスクが大変な季節になってきました。顎のあたりがマスクかぶれになり、薬を塗ったりしています。

話題は変わって、当所を以前退職した弁理士さんから、元気でやっている旨のうれしい知らせを受け取りました。企業の知財部に転身した方ですが、事務所時代の経験を生かして頑張ってくれている様子で、うれしかったです。




2021年4月20日火曜日

祝、マスターズ優勝!

 松山英樹選手、おめでとうございます!!最高峰のゴルフ大会で日本人ゴルファーが優勝することは画期的なことと思います。特に、近年はコースの全長が伸びてきているため、非力な日本人プレーヤーが海外で勝つには不利な状況となっていたと思います。ところで、各種スポーツの中で、日本人が不利なスポーツも現実には存在すると思います。長身が有利なバスケットボール、体重があって、かつ俊敏性が要求される重量級の格闘技などなど。大学時代にやっていたカヌー競技(カヌースラローム競技)もその一つ。手足が長くて、体重が軽く、しかも筋力が要求される競技です。そのような身体的特性が求められるにもかかわらず、リオ・オリンピックで羽根田卓也選手が銅メダルを獲得したことも賞賛に値するものだったと思います(マイナースポーツなのですが)。加えて、スポーツ選手が活躍するためには、その身体適性に加えて、練習環境も重要な要素かと思います。前記した羽根田選手は、若くして人工河川コースのあるスロバキアにカヌー留学して、自らよりよい練習環境を求めたことが、銅メダルに繋がったと思います。羽根田選手には東京オリンピックでも頑張ってもらいたいと思っております。


2021年4月15日木曜日

抗原検査キット

 新会計年度がスタートした企業様が多いと思いまが、今年度もよろしくお願い致します。さて、ゴールデンウイークが徐々に近づいてきた中、新型コロナウイルス感染の第四波がいよいよ明らかになってきたようです。第三波を上回る勢いかもしれませんので、心配しています。改めて、気を引き締めて感染予防に努めていきたいと思います。当所では、所員に抗原検査キット(製品名:INDICAID、登録商標)を配布し、体調異変時などの必要時における自主検査を推奨して、感染の有無を確認しながら業務を進めています。



2021年3月31日水曜日

花見の季節

 昨年に続き、今年も花見は厳しい状況ですね。それでも、桜はいつも通り咲きます。近くのホテルの中庭に赴き、写真を撮ってきました(夜桜)。人影はほとんどありません。たくさんの人に愛でられることはなく、桜は散り、そして季節は変わっていくのでしょう・・・・。



2021年2月22日月曜日

ミャンマーのクーデター

 先ごろミャンマーで軍によるクーデターが勃発しました。ミャンマーは、人口が5,300万人を超え(世界26位)で、識字率も90%超える国です。このまま順調に民主化が進めば、「アジア最後のフロンティア」として、東南アジアの新たな市場、生産拠点として期待されていたところでした。また、未整備であった知財関連法もようやく形ができ始めて、商標出願などの準備を進めていた企業も多いのではないかと思われます。また、ミャンマーの潜在力を見据えて、多くの日本企業も既に進出していたと思います。このような事件に直面しますと、外国への進出の難しさも痛感します。経済成長は、国の政治体制の安定があってこそです。ミャンマーが早々に、民主化の道を再び歩み始め、我々のような知財法の世界においても他の国と同様に、出願や権利取得等が議論できるようになることを祈念する次第です。



2021年2月17日水曜日

気分転換に

コロナ禍に、気分転換で芦ノ湖スカイラインへドライブに行きました。峠のドライブインに立ち寄り、マスクを一旦外して、清涼な空気をおいしくいただきました。雲が本当に近く感じます。写真は、芦ノ湖です。箱根園ゴルフ場も見えます。この写真とは逆の西側を向くと、三島方面の太平洋ものぞむことができる絶景ポイントです。「レイクビュー」というドライブインのお蕎麦も美味しく、「クッキー」というヤギにも会うことができます。



2021年2月2日火曜日

那須キャビア

大学の部活の後輩が那須でチョウザメの養殖を行っています。雌は約7年かけて成長すると卵を持ち、いわゆる「キャビア」が採れるようになるとのことです。チョウザメの身自体も大変美味だそうです。日本では宮崎でも養殖がされているとのこと。那須の那珂川の清流が育んだキャビアにレストランで出会えるのを楽しみにしています。



 


2021年1月26日火曜日

「麒麟がくる」がいよいよ

 NHK大河ドラマの「麒麟がくる」がいよいよ大詰めになってきました。昨年一年かけて読み漁った明智光秀関連本を踏まえて、本能寺の変が起きた理由が諸説乱立していることを知ったことは以前にも述べたのですが、「麒麟がくる」ではどの説に準拠するのか楽しみです。読んでいない明智光秀関連本が書店ではあまり見つけられなくなったと思っていたところ、何気に見つけて読んだ「信長の二十四時間」(富樫倫太郎作、講談社文庫)は面白かったですね。基本的には秀吉陰謀説に立っており、主犯は秀吉の部下・黒田官兵衛。中国攻め援軍を準備して亀山にいた光秀は、信忠(信長の長男)の謀反を恐れた信長の命で本能寺に急行したが、到着した時には、黒田官兵衛率いる偽の明智軍によって既に本能寺は火災に見舞われており、事実上変は終わっていたとするストーリーです。確かに、数日のうちに備中高松城からの「中国大返し」ができたことからしても秀吉陰謀説は有力説の一つであると思いますが、この小説のエンディングでは、信長に恨みを抱く伊賀者(信長は伊賀を攻めて虐殺行為をした経緯あり)によって信長は本能寺の地下室から救出されるものの伊賀の地に連れて来られて「骨拾い」の作業を強いられ、生かさず殺さずの拷問を受け続けるという、少々驚愕のエンディングでした。



2021年1月21日木曜日

 去年のブログの話題は「新型コロナ感染流行」にまつわる話題が多かったですが、今年も年明けから「緊急事態宣言」。なのですが、顧客の皆様と一緒に明るい未来をイメージして前向きにビジネスを進めて参りたいと思っています。それにしても年末から一気に感染拡大へ。人流を止めるなら年末年始ではなかったのか、と思うこの頃です。
 ワクチンを接種する順番・・・医療従事者、そして基礎疾患のある方が優先、これはその通りですが、感染拡大の勢いを食い止めることを優先に考えれば、無症状感染が多く、かつ活動量の多い若い方の優先摂取という考え方もあろうかと思いますが、どうでしょうか??
 桜が咲くころには、光が見えていることを祈ります。
 ところで、最近、WEBで大学部活のOB連と会って盛り上がっています。遠方のOB連とはなかなか会えないので、WEBを使ったいわゆる「オン呑み会」は楽しいですね。コロナパンデミックで得られた新しいWEB利用の世界。これはなかなか良いかもです。