2018年7月13日金曜日

アジア企業の台頭

 本日の日経新聞朝刊にアジア企業の台頭に関わる記事が掲載されておりました。近年、中国、台湾、インドなどの企業が大きな利益を上げているようで、その大半は、IT分野の企業であるようです。産業革命以来培ってきた伝統的なモノづくり産業はノウハウや細かな技術の蓄積の上に成り立っていると言えますが、IT分野は、コンピュータや通信システムの組み合わせにより新規技術を構築できますから、ビジネスモデルさえニーズに適していれば、急成長も可能ということでしょう。また、同新聞に、ウオルマートが西友を売却との記事が掲載されていました。その真偽はともかく、小売りビジネスがネット販売ビジネスに押され苦境に立たされている状況のようです。アマゾンやアリババ(中国)の台頭が象徴的で、小売り業界のビジネス地図が大きく変わってきています。また、いまから10年後、自動車の「家電化」も進むでしょうし、いま第二次産業革命が起きているとも言えるでしょうか。