2023年11月30日木曜日

中国の商標審査事情・・・

 本日、兼ねてから付き合いのある中国の大手特許事務所(特に、商標をお願いしている事務所)の方々と懇談をしました。その際、中国での商標審査では、公序良俗違反での拒絶が比較的多く、例えば「禅」という仏教用語が不用意に使われている商標は、同違反で拒絶になることがあるとか。また、「爆発」のごとき用語も含まれている場合も、同違反の可能性があるとか。中国特許庁は中国政府機関であることから考えると、商標の在り方も監視されているようで、納得でしょうか・・・。ちなみに、日本では、公序良俗違反(商標法第4条1項7号)は、あまり見かけません。