最近よく耳にする「線状降水帯」。昔はほとんど聞かなかった気象用語ですね。線状をなす地域に次々に積乱雲が発生する現象で、長い時間にわたって雨が降り続け、豪雨災害の原因となるようです。「線状降水帯」は1990年代から発生するようになり、2014年の広島の土砂災害以降に頻繁に言われるようになったようです。そのメカニズムは概ね解明されているようですが、海水温の上昇により暖かく湿った空気が連続的に供給され易くなったことも原因の一つみたいですね。気象変動が私たちの生活に影響を及ぼし始めていることを感じます。